ハチはさすと自分も死ぬの

ハチはさすと自分も死ぬの

ハチは、針(はり)で敵(てき)をさすと死(し)んでしまうと、よくいわれます。

しかし、ほとんどのハチは人(ひと)をさしたぐらいで死(し)ぬことはありません。たとえば、スズメバチというハチがいますが、この大(おお)きいハチに人間(にんげん)がさされると、そこが2、3日(にち)はものすごく痛(いた)くなります。そして、とくに体(からだ)の具合(ぐあい)の悪(わる)い人(ひと)がさされたりすると、それがきっかけで死(し)んでしまうこともあるのです。しかし、ハチの方(ほう)は、人(ひと)をさしただけでは死(し)にません。これは、ほかのハチでも同(おな)じです。
ただ、ミツバチだけはちがいます。ミツバチの針(はり)には、さかさのとげがついています。これで人(ひと)をさすと、このとげがじゃまをして、針(はり)がぬけなくなってしまうことがあります。これを無理(むり)にひっぱってぬこうとすると、ハチの体(からだ)がちぎれてしまい、こうなると、ミツバチも、死(し)んでしまうのです。だからミツバチが人(ひと)をさすと、針(はり)がささったままぬけなくなって、そのために死(し)んでしまうということが起(お)こるのです。つまり、さしたあと死(し)んでしまうのはミツバチだけなのです。

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