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ホタルのおしりはどうして光るの

ホタルのおしりはどうして光るの

ホタルは、おしりを(ひか)らせながら、なかまどうしで会話(かいわ)をしているのです。

たとえば、ゲンジボタルやヘイケボタルは、なかまどうしで自分(じぶん)のいる場所(ばしょ)()らせる合図(あいず)使(つか)っています。また、おすとめすの合図(あいず)使(つか)われることも(おお)いのです。このように、おしりを(ひか)らせて、あいさつをしているのです。
(ひか)っているようすは、人間(にんげん)()ても、おすとめすの(ひか)(かた)がちがうことがはっきりわかります。また、(ひか)(かた)は、種類(しゅるい)によってもちがいます。ですから、ゲンジボタルのおすがヘイケボタルのめすのところに、(ちか)よっていくことはまずありません。うまくできているのです。
ところで、(ひか)るしくみのことですが、(はら)(さき)部分(ぶぶん)にあるホタルルシフェリンという物質(ぶっしつ)が、酸素(さんそ)(ちから)をかりて、ルシフェラーゼという物質(ぶっしつ)といっしょになると(ひかり)() るのです。このようにして発生(はっせい)した(ひかり)は、電球(でんきゅう)(ひか)るときとは(こと)なり、(あつ)くはありません。

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