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花粉はどうしてあるの

花粉はどうしてあるの

花粉(かふん)植物(しょくぶつ)にとってなくてはならないものなのです。ほとんどの植物(しょくぶつ)花粉(かふん)がないと(たね)ができません。(たね)ができないと、植物(しょくぶつ)自分(じぶん)仲間(なかま)をふやすことができませんから、花粉(かふん)絶対(ぜったい)必要(ひつよう)なものなのです。

花粉(かふん)はおしべのふくろの(なか)にできる(こま)かい(こな)のようなものです。この花粉(かふん)がめしべの(さき)につくと、めしべの()もとにある子房(しぼう)(たね)ができます。
また、この花粉(かふん)(おな)(しゅ)(るい)(はな)でないと(やく)にたちません。スギの花粉(かふん)空気(くうき)(ちゅう)()んで、(とお)くにある(おな)(しゅ)(るい)のスギのめしべについてスギの(たね)をつくります。マツの花粉(かふん)がいくらスギについてもスギの(たね)はできないのです。ユリの花粉(かふん)は、みつをすいにきたチョウやハチの(からだ)にくっついて、(おな)(しゅ)(るい)のユリの(はな)のめしべについて、そこで(たね)ができます。
スギやマツの花粉(かふん)のように(かぜ)()ばされてめしべにつくものは、()ばされやすいように(かる)くてさらさらしています。また、ユリやツツジのようにチョウやハチの(からだ)()にくっついて(はこ)ばれる花粉(かふん)は、ねばねばしたりとげがあったりして(むし)(からだ)にくっつきやすいようになっているのです。

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