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木はどうしてあんなに大きく育つの

木はどうしてあんなに大きく育つの

どんなに(おお)きな()でも、最初(さいしょ)(ちい)さな(たね)から()(ちい)さな()から(はじ)まります。。

この(ちい)さな()は、さらに(ちい)さな細胞(さいぼう)がたくさん(あつ)まってできていますが、 その(あと)栄養(えいよう)をもらいながら、だんだん(かず)がふえていくのです。つまり、植物(しょくぶつ)(おお)きくなるのは、この細胞(さいぼう)(かず)がどんどんふえていくからです。 細胞(さいぼう)(かず)がふえるのをやめてしまうと、 成長(せいちょう)()まり、もうそれ以上(いじょう)(おお)きくならないというわけです。
植物(しょくぶつ)は、種類(しゅるい)によって、およそどのていどまで細胞(さいぼう)がふえるのかというのが()まっています。ですから、種類(しゅるい)がちがえば、(おお)きさやえだのつきかたもちがってくるのです。
ところで、細胞(さいぼう)というのは、勝手(かって)にどんどん(かず)がふえるものではありません。細胞(さいぼう)がふえるためには、()からすい()げる(みず)養分(ようぶん)()にあたる日光(にっこう)(おお)くないと、それほど成長(せいちょう)はできません。また、()のまわりの空気(くうき)(つち)温度(おんど)湿(しめ)()大切(たいせつ)条件(じょうけん)で、これも(てき)していないとやはりだめなのです。
このことは、動物(どうぶつ)にもすべて()てはまります。動物(どうぶつ)(からだ)も、(ちい)さな細胞(さいぼう)がたくさん(あつ)まってできています。その細胞(さいぼう)のふえる(かず)がだいたい動物(どうぶつ)種類(しゅるい)によって()まっているというわけです。そのためにゾウは(おお)きくなるし、ネズミは(ちい)さいままなのです。

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