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木は最初どうやってできたの

木は最初どうやってできたの

()(くさ)動物(どうぶつ)も、最初(さいしょ)から(いま)のような(かたち)のものが、突然(とつぜん)地球(ちきゅう)(じょう)誕生(たんじょう)したわけではありません。

いずれも、非常(ひじょう)(なが)時間(じかん)をかけて、すがたや(かたち)変化(へんか)させ、 現在(げんざい)のようになったのです。これを進化(しんか)といいます。もちろん()も、進化(しんか)して現在(げんざい)のようになったわけですから、一番(いちばん)最初(さいしょ)()はとうの(むかし)()えてしまい、特定(とくてい)するのは大変(たいへん)むずかしいことです。したがって、あまりはっきり説明(せつめい)することができませんが、(いま)(かんが)えられていることは、(つぎ)のようなことです。
(いま)から30(おく)(ねん)ほど(まえ)に、(うみ)(なか)最初(さいしょ)誕生(たんじょう)した生物(せいぶつ)は、細菌(さいきん)のように(ちい)さいものでした。そのうちに、(いま)植物(しょくぶつ)(おな)じように光合成(ひかりごうせい)をするものが(あらわ)れたのです。そして、コンブのような植物(しょくぶつ)になりました。(つぎ)に、植物(しょくぶつ)(りく)()がり、(いま)のシダやツクシのような、胞子(ほうし)でふえる植物(しょくぶつ)になっていったというわけです。
なかでもシダのなかまは非常(ひじょう)によく(さか)えて、やがてせの(たか)いものが()まれ、(おお)きな(もり)となったのです。
しかし、空気(くうき)(ちゅう)成分(せいぶん)地上(ちじょう)のようすが変化(へんか)するにつれて、それらの植物(しょくぶつ)もつぎつぎにほろんでしまいました。そして、(つぎ)恐竜(きょうりゅう)時代(じだい)(あらわ)れたのがソテツやイチョウのような()仲間(なかま)でした。ここで(はじ)めて、(たね)でふえる植物(しょくぶつ)()まれてきたのです。(はな)がさき、()がなり、(たね)ができるという()(はじ)まりは、ソテツやイチョウのような()であったといえるのです。

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