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植物(花)はどうやって水をすいあげるの

植物(花)はどうやって水をすいあげるの

ぐったりとしおれかけた植木(うえき)ばちのアサガオに(みず)をやると、しばらくしてぴんとしてきます。

しおれかけていたのは、 それまで(みず)がたりなかったからだとわかります。 (みず)をやったあとぴんとしてきたのは、()からすい()げられた(みず)が、 アサガオのくきや()っぱの(なか)にいっぱいになったというしるしなのです。
バラなどの切花(きりばな)でも、(みず)をすうと、 ぴんとして元気(げんき)になります。 植物(しょくぶつ)はつねに(みず)必要(ひつよう)としているのです。
植物(しょくぶつ)()(みず)をすい()げるところは根毛(こんもう)という部分(ぶぶん)です。根毛(こんもう)は、(ほそ)()かれた()(さき)()えた、()のようなところをいいます。(つち)(なか)(みず)があると、根毛(こんもう)(かわ)(とお)って(みず)はどんどん()(なか)(はい)ってきます。そして、()(はい)った(みず)は、()からくき、えだ、()へと(つづ)いている(ほそ)(かん)(はい)り、どんどん上昇(じょうしょう)していくのです。そして、あまった(みず)は、()っぱにある気孔(きこう)とよばれるあなから水蒸気(すいじょうき)となって(そと)()ていきます。

おうちの(かた)

(くき)(なか)(みず)(とお)(かん)のことを道管(どうかん)といっています。切花(きりばな)では、花瓶(かびん)(みず)(くき)道管(どうかん)から直接(ちょくせつ)()()まれます。道管(どうかん)(なか)空気(くうき)などが()まっていると(みず)はよく()()がっていきません。よく(みず)()わないとき、(みず)(なか)(くき)()ったり、()(くち)()()いたり、(たた)いてつぶしたりするのはこのためです。こうすると、道管(どうかん)(なか)空気(くうき)()てしまうために、(みず)をよく()()げるのです。

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