どうしてスイカにはたくさん種があるの
スイカは、キュウリやヘチマ、カボチャ、メロンなどと
このなかまは、 花が雄花と雌花に分かれて、 雌花が育って実になり、その実はふつうウリといわれます。 このウリのなかまの実は、水気が多くて、 種がたくさんあるのが特徴です。
カボチャもメロンもキュウリも、種がたくさんあります。つまり、スイカに種がたくさんあるのも、ウリのなかまの植物であるからです。
ウメやモモの実は大きくて水気をたくさんふくんでいますが、種は1つしか入っていません。サクランボもそうです。これらはサクラのなかまであり、種が1つなのが特徴なのです。種がたくさんあると、その植物がたくさん増えてもよさそうですが、1つしか種のできない植物でも、ほろびてしまうということはありません。種の数が多いか少ないかということは、その植物が生きていくうえで、それほど大事なことではないようです。