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種からどうしてめがでて成長するの(花や実をつけるの)

種からどうしてめがでて成長するの(花や実をつけるの)

(たね)はとても(ちい)さいものです。(ちい)さくてかたくて、まるで小石(こいし)のようです。

しかし、(たね)には、植物(しょくぶつ)をあちこちにちらばせて、仲間(なかま)をふやすという大事(だいじ)(やく)()があります。あの(ちい)さなつぶの(なか)には、(おや)植物(しょくぶつ)(おな)(はな)がさいて、(おな)()になる「もと」のものが、ギッシリとしまいこまれているのです。
(たね)は、ふつう、(くろ)っぽい(いろ)をしているものが(おお)いようです。(くろ)太陽(たいよう)()たったときにあたたまりやすいからといわれています。
(たね)は、地面(じめん)(うえ)にちったり、まかれたりして、ちょうどいい水気(みずけ)温度(おんど)になるとすぐに()()性質(せいしつ)があります。栄養(えいよう)は、(はじ)めの()っぱが()るまでは、(たね)(なか)にあるものを使(つか)って(そだ)ちます。
()がのびて、()()てくると、今度(こんど)は、()からすい()げた(みず)と、(つち)(なか)にあった栄養(えいよう)と、()っぱでつくったデンプンの3つを()わせてどんどん成長(せいちょう)していきます。
その(あと)は、植物(しょくぶつ)によってちがいがありますが、ある程度(ていど)まで(そだ)つと、どの植物(しょくぶつ)もつぼみができて、やがて(はな)をさかせるのです。
この質問(しつもん)(こた)えは、「(たね)(なか)にその『もと』になるものがあるから」というのが一番(いちばん)適当(てきとう)でしょう。最初(さいしょ)()()すまでの「もと」は(たね)(なか)(はい)っていますが、そのあとは、(つち)(なか)栄養(えいよう)をすい()げたり、太陽(たいよう)(ひかり)栄養(えいよう)にして(おお)きくなっていくのです。

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