メニュー閉じる

種なしスイカや種なしブドウは種がないのにどうやってふやすの

種なしスイカや種なしブドウは種がないのにどうやってふやすの

(たね)なしブドウは、(なに)もしないでおけば(たね)はできるのです。

人間(にんげん)特別(とくべつ)()(くわ)えるために、「(たね)なし」になってしまうのです。
(たね)なしブドウは、ふつうに(そだ)っているブドウの()をそのまま使(つか)っています。(はな)がさいたのを、そのままにしておけば、ごくふつうのブドウになって、(たね)のある()ができるのです。
ところが、(はな)がさいて、()ができかかったときに、特別(とくべつ)(くすり)()にふきつけたり、(くすり)()をつけたりすると、(じつ)(おお)きくておいしくなるのに、(たね)はもとの(ちい)さいままの「(たね)なし」ができあがるというわけです。
つまり、ふつう(たね)なしというのは、人間(にんげん)()(くわ)えて特別(とくべつ)につくったものなのです。ですからそのまま(なに)もしないでおくと、ふつうの(たね)ありにもどってしまいます。
ただし、カキの場合(ばあい)だけは、(なに)もしなくても、(たね)なしの()がなるものがあります。この(たね)なしのカキは、つぎ()をして()()やしています。つまり、()のえだを()()って、(ほか)()のみきにつなぎ()わせて(そだ)てる方法(ほうほう)です。これなら(たね)なしのカキの場合(ばあい)でも、()()やしていくことができるわけですから、(たね)必要(ひつよう)がないのです。

PAGETOP