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バラにはどうしてとげがあるの

バラにはどうしてとげがあるの

バラには、(くき)にいたそうなとげがついています。

あのとげは、バラの()がのび()したときからもうついているのです。バラは(あか)ちゃんのときからすでにとげをもっていることになります。
まだ(くき)がやわらかいうちにとげをとると、とった(あと)のきずがなおらなくなり、きずあとは、そのまま(のこ)るだけではなく、(くき)()れやすくなります。とげは、いらないものではなく、バラにとっては、大事(だいじ)(ふく)のようなものであるといえます。
バラのとげは、(わか)いときには、(くき)(おな)(いろ)をしています。緑色(みどりいろ)をしたとげは、(くき)(ふと)さを(ばい)(ちか)くにふくらませて、(くき)(はたら)きを(たす)ける役目(やくめ)をしています。つまりバラのとげは(わか)いときに必要(ひつよう)なものなのでしょう。ただ、それ以上(いじょう)くわしいことはよくわかっていません。
バラはとげで(てき)から()(まも)っているということをよくいわれますが、本当(ほんとう)のところ、とげにはそこまでの(ちから)はありません。人間(にんげん)がさわると、たしかにとげはいたくていやなものですが、バラの一番(いちばん)(てき)である(むし)たちはとげなどまったく()にしておらず、平気(へいき)でバラを()いあらしているのです。

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