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ヒマワリの花はどうして太陽の方を向いてさくの

ヒマワリの花はどうして太陽の方を向いてさくの

ヒマワリは太陽(たいよう)(はな)で、ヒマワリは太陽(たいよう)(ほう)()いてさいていると、よくいわれます。しかし、それは本当(ほんとう)なのでしょうか。

ヒマワリの(はな)がたくさんさいているところで、(はな)がどちらの方向(ほうこう)()いてさいているのかを調(しら)べてみると、(きた)()いている(はな)はありませんが、(ひがし)(みなみ)西(にし)などばらばらな方向(ほうこう)()いてさいています。1(ぽん)1(ぽん)をもっとよく調(しら)べてみると、どちらかといえば、太陽(たいよう)()っている(みなみ)(ほう)()いた(はな)一番(いちばん)(おお)いようです。ですから、ヒマワリは、(かなら)太陽(たいよう)(ほう)()いてさくのではなく、どちらかといえばその(ほう)(おお)いという程度(ていど)です。また、太陽(たいよう)(ほう)()くことが(おお)いのは、ヒマワリの(はな)だけではありません。ダリアも、ヒャクニチソウも、ほとんどの(はな)は、みんな太陽(たいよう)(ひかり)()たる方向(ほうこう)()いていることが(おお)いのです。
ただ、つぼみができ(はじ)めたころのヒマワリは、(くき)(さき)部分(ぶぶん)が、太陽(たいよう)()いかけて、(あさ)(ひがし)夕方(ゆうがた)西(にし)と、とてもよく(うご)きます。これは、ヒマワリの(わか)(くき)が、よく(そだ)っているからです。太陽(たいよう)(ひかり)()たる反対(はんたい)(がわ)(くき)が、(ひかり)()たる(ほう)(くき)よりも、よくのびるために、太陽(たいよう)()かって()がってしまうのです。
ほかの植物(しょくぶつ)でも、太陽(たいよう)()いかけて(わか)(くき)(うご)くものはたくさんあります。しかし、ヒマワリの(はな)は、ほかの(はな)にくらべて(おお)きいために目立(めだ)ってしまい、特別(とくべつ)にヒマワリだけが太陽(たいよう)()いかけるように(おも)えるのでしょう。

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