どうして朝になると明るくて夜になると暗くなるの
これを、もっとかんたんなものに置きかえて考えてみましょう。ここにリンゴが1個あるとします。このリンゴが地球だと仮定して、リンゴのへた、つまり棒のようなところが北極、おしりのところが南極と考えてください。このリンゴをへたのま上から見たとき、リンゴ、つまり地球は時計の針と反対の方向に1日に1回まわっているのです。さて、今度は、まっ暗な部屋の中にテーブルがあって、そのテーブルの上に、上記のリンゴが1個のっているとします。ほかに、リンゴから少しはなれたところに電気スタンドも用意します。このスタンドに明かりをつけると、どうなるでしょう。答えは、リンゴの表面でも、スタンドの光が当たっているところは明るく、光が当たっていない反対側は暗くなります。このときのリンゴは地球、そして電気スタンドは太陽です。そして、リンゴで光が当たっているところが昼間で、反対側の光が当たっていないところは、夜となるわけです。
ところで、地球はコマのようにまわっていますが、そうすると、今まで暗かったところにも、やがて太陽の光が当たるようになって明るくなります。このときが、朝というわけです。逆に、光が当たっていたところも、光が当たらなくなるときが当然きます。このときが、夕方です。何か丸いものと電気スタンドで、一度実験してみましょう。