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石や岩はどうしてかたいの

石や岩はどうしてかたいの

(いわ)というのは、(おお)きな(いし)のことです。つまり、(いわ)(いし)(おお)きさがちがうだけで(おな)じものであるといえます。そこで、理科(りか)勉強(べんきょう)では、(いわ)(いし)のことを、まとめて「岩石(がんせき)」といいます。

この岩石(がんせき)は、「鉱物(こうぶつ)」というものからできています。鉱物(こうぶつ)は、原子(げんし)という、非常(ひじょう)(こま)かいつぶが規則的(きそくてき)にならんでくっついてできたものです。この原子(げんし)どうしがくっつく(ちから)(つよ)いために、鉱物(こうぶつ)はかたくなるのです。
火山(かざん)からふき()すドロドロのマグマが、()えてかたまってできた岩石(がんせき)を「火成岩(かせいがん)」といいますが、火成岩(かせいがん)は、できるときに鉱物(こうぶつ)のつぶどうしがしっかりとからみ()い、くっつきあってできます。もともとかたい鉱物(こうぶつ)が、さらにしっかりとからみ()ってできているのですから、かたいのはあたりまえのことです。
岩石(がんせき)には、大昔(おおむかし)(うみ)(そこ)などにたまったどろや(すな)小石(こいし)などが かたまってできた「堆積岩(たいせきがん)」というものもあります。これは、(なん)百万年(びゃくまんねん)(なん)千万年(ぜんまんねん)(なん)(おく)(ねん)という(なが)年月(ねんげつ)(あいだ)に、(うえ)()もったどろや(すな)などの(おも)みでおしつぶされ、かたまってできたものなのです。ものすごい(おも)みを(なが)(あいだ)かけられておしつぶされるわけですから、どろや(すな)のつぶはしっかりとくっつきあって、とてもかたくなるというわけです。

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