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空気はどうして見えないの

空気はどうして見えないの

空気(くうき)には(いろ)がついていませんから、()えないといっていいでしょう。空気(くうき)には、窒素(ちっそ)(やく)78%ふくまれています。

(つぎ)(おお)いのは酸素(さんそ)で、(やく)21%。この2つを()わせただけで、99%になってしまいます。つまり、空気(くうき)をつくっているのはほとんどこのふたつのガスであるといえますが、これらには、(いろ)がまったくついていないのです。
では、のこりの「1」には(なに)がふくまれているのでしょう。この(なか)には、アルゴンと二酸化(にさんか)炭素(たんそ)(すこ)し、このほか、ネオン、一酸化(いっさんか)炭素(たんそ)、オゾン(など)が、ほんのわずかずつふくまれているだけです。この(なか)に、もしひとつでも、(いろ)のついたものがまじっていたならば、空気(くうき)にも、多少(たしょう)(いろ)がついていたでしょう。しかし、残念(ざんねん)ながら、これらにもやはり(いろ)はありません。そのために、わたしたちの()には空気(くうき)()えないということになるのです。

おうちの(かた)

気体(きたい)無色(むしょく)であるということは、それぞれの気体(きたい)分子(ぶんし)特定(とくてい)波長(はちょう)(ひかり)反射(はんしゃ)したり拡散(かくさん)したりしないということです。

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