空気はどうして見えないの
次に多いのは酸素で、約21%。この2つを合わせただけで、99%になってしまいます。つまり、空気をつくっているのはほとんどこのふたつのガスであるといえますが、これらには、色がまったくついていないのです。
では、のこりの「1」には何がふくまれているのでしょう。この中には、アルゴンと二酸化炭素が少し、このほか、ネオン、一酸化炭素、オゾン等が、ほんのわずかずつふくまれているだけです。この中に、もしひとつでも、色のついたものがまじっていたならば、空気にも、多少色がついていたでしょう。しかし、残念ながら、これらにもやはり色はありません。そのために、わたしたちの目には空気は見えないということになるのです。
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気体が無色であるということは、それぞれの気体の分子が特定の波長の光を反射したり拡散したりしないということです。