空気はどうしてあるの、どうやってできたの
でき始めたころの空気は、火山のガスとにたようなものでした。火山のガスは、大部分が水蒸気なのですが、水蒸気以外では、二酸化炭素、窒素、塩素などが、少しあるくらいです。そのガスが、現在の空気に生まれかわるきっかけは、たくさんの水蒸気が、雨となって地球の上にふったことだったのです。
この雨は、非常にはげしく、そのために地球に海ができてしまいました。
そして、この海の中で生命が生まれ、それが少しずつ海から陸へと移りすみ、ついに緑色をした植物になったのです。
植物は、二酸化炭素をすって、それを酸素に変える働きをします。したがって、火山のガスの中にあった二酸化炭素は、しだいに、酸素に変わっていったというわけなのです。
それで現在のような空気ができたのです。
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この大気が地球のまわりに留まっているのは、地球の引力に引き付けられているからです。月も、できたときに、岩石から多量のガスが出たはずですが、月の引力が弱すぎたためにガスが宇宙空間に拡散してしまい大気を作ることができなかったのです。