砂鉄は何からどうやってできるの
砂鉄(さてつ)は、おもに「磁鉄鉱(じてっこう)」とよばれるかたい石のようなものからできています。
磁鉄鉱は、もともと、火山から飛び出した溶岩(ようがん)が固まってできた岩の中に入っているものです。この岩が、長い長い時間、空気にさらされたり、水でけずられたりします。すると、岩石の中の磁鉄鉱もくだかれて、川の流れ、海の波、風などに流されて、どんどん運ばれていきます。そして、それが、いつのまにか砂浜のようなところにたくさん集まります。こうしてできたのが、砂鉄なのです。
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磁鉄鉱という鉱物は、火成岩の中に普通に入っているごくありふれた鉱物です。これが細かく砕かれて砂鉄になるわけです。