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どうして地球はじしゃくになっているの

どうして地球はじしゃくになっているの

地球(ちきゅう)がなぜ磁石(じしゃく)なのかを説明(せつめい)するためには、まず、地球(ちきゅう)(なか)がどうなっているのかから(はなし)(はじ)めなければなりません。

地球(ちきゅう)(なか)は、「地殻(ちかく)・マントル・(かく)」の3つの部分(ぶぶん)()かれています。そして、この(なか)で、地球(ちきゅう)中心(ちゅうしん)部分(ぶぶん)にある(かく)というものが、この質問(しつもん)関係(かんけい)してくるのです。
この(かく)は、内核(ないかく)外核(がいかく)()けることができます。どちらもおもに、(てつ)やニッケルの金属(きんぞく)でできているらしいのですが、内核(ないかく)固体(こたい)外核(がいかく)液体(えきたい)金属(きんぞく)です。そして、外核(がいかく)液体(えきたい)金属(きんぞく)は、内核(ないかく)のまわりで対流(たいりゅう)()こしているようです。つまり、溶岩(ようがん)のようなドロドロにとけた金属(きんぞく)がかたい金属(きんぞく)のまわりでぐるぐると(うご)いているのです。
(てつ)やニッケルは電気(でんき)(とお)しやすい金属(きんぞく)なので、このように(うご)くと、発電機(はつでんき)(おな)じように電気(でんき)()きます。
つまり、地球(ちきゅう)自分(じぶん)中心(ちゅうしん)で、発電(はつでん)をしているということなのです。そして、その電気(でんき)磁石(じしゃく)(ちから)をつくりだしています。それも、非常(ひじょう)(おお)きな磁石(じしゃく)(ちから)であるために、地球(ちきゅう)(うえ)にいるわたしたちにも観察(かんさつ)することができるというわけなのです。

おうちの(かた)

ここで説明(せつめい)した地磁気(ちじき)(かんが)(かた)は、ダイナモ理論(りろん)()ばれるもので、(いま)のところ()()れる学者(がくしゃ)(もっと)(おお)理論(りろん)です。ただ、まだ地磁気(ちじき)についてはわからないことも(おお)く、今後(こんご)(あたら)しい(せつ)でこの(かんが)(かた)(くつがえ)されることもあるかもしれません。

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