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マグマ(よう岩)はどうしてできるの、何からできるの

マグマ(よう岩)はどうしてできるの、何からできるの

マグマは、ドロドロにとけている岩石(がんせき)のもとであり、このマグマが地上(ちじょう)()()えると、岩石(がんせき)になります。

しかし、このマグマは、地球(ちきゅう)のどこにでもあるというわけではありません。地球(ちきゅう)(なか)で、マグマができるところは、だいたい()まっているのです。
たとえば、日本(にほん)地下(ちか)のようなところではいつもマグマができています。日本(にほん)地下(ちか)は、プレートとよばれる(いた)のような(いわ)地球(ちきゅう)(なか)にもぐりこんでいるところです。
もうひとつは、海嶺(かいれい)とよばれる、(うみ)(そこ)山脈(さんみゃく)のように(やま)(つら)なっているところです。この海底(かいてい)山脈(さんみゃく)(した)でもマグマができていることがわかっています。
このようなところでは、地下(ちか)およそ数十(すうじゅう)kmから200kmのところでマグマができているらしいのですが、人間(にんげん)はそこまであなをほることはできないために、まだ、どのようにできているのかは、はっきりわかっていません。
ただ、どんな状態(じょうたい)になっているのかは、現在(げんざい)(すこ)しだけわかってきています。マグマができているところは、(いわ)がいつも(すこ)しとけているようです。つまり、氷水(こおりみず)のような状態(じょうたい)(かんが)えてください。(こおり)岩石(がんせき)(みず)がマグマです。地下(ちか)数十(すうじゅう)kmから200kmのところは、このように(いわ)(すこ)しとけている状態(じょうたい)なのです。このマグマが(あつ)まって地上(ちじょう)にふき()してきたのが溶岩(ようがん)で、火山(かざん)噴火(ふんか)というわけです。
しかし、地下(ちか)(ふか)いところでどうして(いわ)がとけるのかというのは、まだはっきりとはわかっていません。
人間(にんげん)はまだ10kmくらいしか地球(ちきゅう)にあなをほることができません。そのために、地球(ちきゅう)(なか)のことは、まだまだわかっていないことがたくさんあるのです。

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