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雨の水はどこにあるの

雨の水はどこにあるの

(あめ)(みず)のもとは、わたしたちの()には()えない水蒸気(すいじょうき)です。

水蒸気(すいじょうき)というのは、(みず)蒸発(じょうはつ)したものです。洗濯物(せんたくもの)がかわくのは、洗濯物(せんたくもの)(みず)蒸発(じょうはつ)して水蒸気(すいじょうき)になり、空気(くうき)(ちゅう)ににげていくからです。
もちろん、(みず)蒸発(じょうはつ)洗濯物(せんたくもの)からだけ()こるものではありません。(みず)は、(うみ)(かわ)(みずうみ)などのほか、地面(じめん)植物(しょくぶつ)などからも蒸発(じょうはつ)しているのです。
なかでも、(みなみ)のあたたかい(うみ)では、たくさんの(みず)蒸発(じょうはつ)して、空気(くうき)(ちゅう)にたくさんの水蒸気(すいじょうき)(おく)りこんでいます。この水蒸気(すいじょうき)上空(じょうくう)上昇(じょうしょう)して、そこで()やされ、(こま)かい(こおり)(みず)のつぶになったものが(くも)というわけです。そして、(あめ)はこの(くも)からふってくるのです。
したがって、(あめ)(みず)というのは、もともとは、(うみ)(かわ)(みずうみ)や、そのほかわたしたちのまわりにたくさんある(みず)がもとになっているといえます。
一度(いちど)(あめ)でふった(みず)は、(かわ)などを(なが)れてまた(うみ)(みずうみ)(かえ)っていきます。そして、その(うみ)(みずうみ)から(みず)がまた蒸発(じょうはつ)して(くも)になり、(あめ)となり地上(ちじょう)におりてくるのです。地球(ちきゅう)にある(みず)は、このようにいつも循環(じゅんかん)しているのです。

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