天気予報を出すためには、天気のようすを、毎日、決められた時間に、決められた方法で、調査を行うことが必要です。
そのために気象台や測候所という、天気を専門に調べるところがありますし、また飛行機や船なども利用されているのです。
このほかにも、地球のまわりを回っている気象衛星の「ひまわり」からの雲の写真や、レーダーでの調査なども参考にします。また、アメダスとよばれる、日本中に1300か所もある全自動の機械でも調査を行っているのです。
これらの資料をもとにして、天気図がつくられ、天気の変化をみて、そして天気予報が出されるのです。その予報は、天気を専門に研究している人が、考えて出しているのですが、最近は、コンピュータを使って、天気図を計算でつくり出し、それで天気予報を出す方法もとられているようです。