夏は日が長くて冬は日が短いのはなぜ
これは、
では、なぜ、そのように太陽が出ている時間にちがいがあるのでしょうか。
地球は北極と南極を中心にして、1日1回自転しています。また、地球は自分自身の回転を続けながら、太陽のまわりを、1年に1回転しているのです。これを、公転とよんでいます。この2つの回転が、夏と冬の日の長さに関係しているのです。
地球の自転軸は、太陽のまわりを回る公転軸に対して少しかたむいています。つまり、地球は、少しかたむいた状態で自転しながら、太陽のまわりを回っているということになります。
もし、地球がまったくかたむいていなければ、1年中、昼と夜の時間は同じで、変わることはないでしょう。さらに季節がなくなり1年間いつも同じ状態なのです。
ところが、地球はかたむいているために、ある時期は、太陽に長い時間照らされ、また、ある時期は、太陽に照らされる時間が短くなるという現象がおこるのです。
要するに、夏と冬で日の長さがちがうこと、また、地球に季節があること、それらはすべて地球のかたむきが原因でおこることなのです。