メニュー閉じる

雪はどうしてつめたいの

雪はどうしてつめたいの

(ゆき)は、(こま)かい(こおり)でできています。(ゆき)にさわるとつめたいと(かん)じますが、(ゆき)(こおり)でできているのですからつめたいのは()たり(まえ)です。

では、なぜ、(こおり)だとつめたいのでしょう。それは、(こおり)がとけて(みず)になるときに、(ねつ)必要(ひつよう)とするからなのです。
(こおり)がとけるためには(ねつ)必要(ひつよう)です。つめたいところでは(こおり)はとけませんが、()のひらに(ゆき)をのせるととけますね。これは、(ゆき)(こおり)がとけるときに、どこからか(ねつ)()ってきているという証拠(しょうこ)なのです。
このどこからかは、もちろん()です。()(ねつ)使(つか)って(ゆき)はとけます。()は、このように、(ゆき)(ねつ)をうばわれますから、(こおり)()のひらにのせたとき、つめたいと(かん)じるわけです。
この(こおり)がとけるときに必要(ひつよう)(ねつ)のことを、融解熱(ゆうかいねつ)といっています。(ゆき)がとけるとき、()から融解熱(ゆうかいねつ)をうばっていくために、(ゆき)はつめたいものだと(かん)じるのです。

PAGETOP