宇宙はどうしてあるの
この宇宙には、数えきれないほどの星があり、いつもかがやき続けています。ときには新しい星がうまれ、かがやき始めたり、また、ある星が爆発して、そのかけらがちらばったりと、宇宙は、たくさんの星がうまれたり、死んだりしているところであるというのはわかっています。そして、そのような宇宙は、計算によると、今から約150億年前に、ビッグバンとよばれる大きな爆発が起こって生まれ、その後、風船ようにだんだんとふくらみ続けていることがわかっています。
ところが、最も重要な、「なぜビッグバンの大爆発が起こったのか」については、まったくわかっていないのです。