星座には、わたしたちになじみの深い、誕生日の星座や、北極星のあるこぐま座、北斗七星のあるおおぐま座などがあり、その数は、現在88とされています。
星座は、今から約5000年前に、メソポタミア地方に住んでいた羊飼いが考えたといわれています。それが、ギリシャに伝わり神話と結びついて、現在の星座の話になったのです。
そのあと、今から約500年前の、コロンブスやマゼランが活躍した時代に、南半球の星に新しい星座の名前がつけられました。この時代には、世界の国々が、それぞれに星座を作ったために、200以上の星座ができてしまいました。同じ星であるのに国によってちがう星座に入れられてしまうなど、かなりごちゃごちゃになってしまったのです。
そこで、1930年に世界中の天文学者が集まり、88の星座とその境界を決定したのです。