太陽はいつどうやってできたの
そのころは、ガス星雲といううすい水素があるだけだったのです。そのような何もないところに、大きなガスのうずまきが現れました。その中心には、あるガスの集まりがありました。これが、大昔の太陽のすがたなのです。
しかし、この太陽は、まだかがやいてはいませんでした。太陽がかがやき始めるのは、大昔の太陽の中心部分で、水素がヘリウムに変わる核融合ということが起こってからなのです。核融合には、ものすごい力があります。この核融合をきっかけに大昔の太陽は、現在の太陽に変身しました。この核融合が起こったのが今から約50億年前のことです。太陽は、このときに生まれたのです。