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どうして太陽はもえているの

どうして太陽はもえているの

よく太陽(たいよう)がもえるといういい(かた)をしますが、本当(ほんとう)は、太陽(たいよう)はもえていないのです。

もえるとはどういうことなのか、身近(みぢか)(れい)(かんが)えてみましょう。たとえば、わたしたちの()のまわりで、もえるものといえば、まず(かみ)()があげられます。しかし、これは、(かみ)()だけでもえるわけではありません。もちろん、マッチやライターという道具(どうぐ)必要(ひつよう)ですが、まず大切(たいせつ)なのは、空気(くうき)なのです。正確(せいかく)には、空気(くうき)(なか)酸素(さんそ)というものがなければなりません。つまり、ものがもえるためには、もえる(もの)(たか)温度(おんど)、それから、酸素(さんそ)の3つが必要(ひつよう)となります。
ところが、太陽(たいよう)には、水素(すいそ)とヘリウムはありますが、酸素(さんそ)はほとんどありません。もえるための条件(じょうけん)がかけているわけですから、太陽(たいよう)はもえることができない、もえていないことになります。
太陽(たいよう)非常(ひじょう)(たか)(ねつ)()したり、(ひか)ったりしていますが、これは、中心(ちゅうしん)部分(ぶぶん)で、核融合(かくゆうごう)反応(はんのう)がおきているためです。核融合(かくゆうごう)反応(はんのう)というのは、水素爆弾(すいそばくだん)爆発(ばくはつ)しているような反応(はんのう)で、太陽(たいよう)(ひかり)(ねつ)はこの反応(はんのう)のために()まれたものなのです。

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