宇宙に星はいくつあるの
まず、わたしたちの
中心にある太陽、これが恒星という1つ目の星です。次に、太陽のまわりを回っている、火星や木星などの惑星が、地球も入れて全部で8個あります。ここまでで9個です。
それから、月のように火星や木星など惑星のまわりを回っている小さな星。つまり衛星とよばれる星たちが約40あります。これで、合わせて約50個となりました。
このほかに、火星と木星の間あたりを回っている小さな星が、約4000個見つかっています。ここまでで、合計約4050個です。
また、ハレー彗星のように、ときどき地球に近づいては、またはなれていく星が、毎年約20個ほど見つかっています。このような星は全部でどのくらいあるのかわからないので、ここまでで太陽系の星は約5000個ということにしましょう。
次は太陽系の星たちが入っている銀河系ですが、これはとても大きな星の集まりで、この銀河系の中には、約2000億個の恒星があるといわれています。ということは、
5000×2000億で、1000兆個の星が考えられます。
ここまででも、すでに信じられない数なのですが、じつはこれだけではありません。銀河系のような大きな星の集まりは、宇宙には、ほかにも数千億個あるのです。
ということは、先ほどの1000兆個を、さらに数千億倍しなければなりません。この計算で出た星の数は、ひと桁の数字のうしろにゼロが26個もつく数字となります。