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アニメはどうやってつくるの

アニメはどうやってつくるの

テレビのアニメには、非常にたくさんの絵が使われています。じつは、1秒間に18~24枚もの絵を使っているのです。この絵を映画のカメラのようなものでひとこまひとこま写真をとっていくのです。

そのために、たった15分のアニメを作るのにも、2万枚以上の絵が必要となり、写真も2万回とらなければなりません。このことだけでも、アニメを作るのがどんなに大変なことなのかよくわかります。
次にアニメに使う絵の説明をしましょう。
アニメに使う絵は、セルという透明なフィルムのようなものにかきます。なぜ透明なフィルムなどにかいていくのか、そこがアニメのおもしろいところです。
たとえば、アニメの主人公が話をするシーンを考えてみましょう。そのとき、アニメの主人公は、顔の表情は変わらずに、口だけがぱくぱくと動いています。
このようなシーンは、口のない1枚の主人公の顔の絵と、口だけかいた何枚かのセルを作るのです。口のない顔の絵の上に、透明なセルにかいた口をのせていきます。これで顔が完成します。そして、口の絵だけをどんどんとりかえていけば、アニメの顔がしゃべっているように見えるわけなのです。
口だけ動かしていくのに、顔全体の絵を何枚もかくのはむだなことです。そのためにこのような透明なフィルムに絵をかいて、くふうしているのです。
たとえばアニメの主人公が、海辺を走ったりするシーンもこのようなくふうが生かされています。この場合、背景(はいけい)の海辺の絵は、ふつうの紙にかきます。その上に、透明なセルにかいた主人公の絵を重ねていくのです。こうして、主人公の絵だけどんどんとりかえて写真をとっていきます。こうすれば、背景の海の絵は1枚だけですむわけです。
しかし、これでできあがりではありません。音が必要です。音は、できあがったフィルムを見ながら人間がしゃべって録音していきます。人間の声のほかにも、車の音や飛行機の音などのいろいろな音も使います。これらの音は本物の音を使うこともありますが、最近はシンセサイザーという楽器を使うことが多いようです。
アニメは、このように、たくさんの人がいろいろな仕事を分担(ぶんたん)して作っているのです。

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