えんぴつのしんは何からできているの、どうやってつくるの
えんぴつのしんは、
この黒鉛は、まっ黒で、かんたんに粉にすることができます。このことは、えんぴつのしんをつくるのにとてもつごうがいいのです。それに、黒鉛は土の中からほりだすことも、また、工場でたくさんつくることもできます。つまり、安くて、大量生産が可能なのです。
昔は、ほりだした黒鉛を、そのまま板の間にはさんで使っていました。これが最初のえんぴつで、その後、新しいしんの作り方が発明され、今のえんぴつとなっていったのです。
その新しいしんのつくり方ですが、まず、黒鉛を粉にして、それにねんどをまぜて焼きかためてつくります。この方法でやると、黒鉛とねんどのまぜ方の割合をかえることによって、やわらかくてこいしんができたり、かたくてうすいしんになったりします。HBやBや2Bといった、しんのかたさのちがいは、このようにしてつくるのです。
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えんぴつは漢字で「鉛筆(ナマリのふで)」と書くように、昔は、