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えんぴつはどうやってつくるの

えんぴつはどうやってつくるの

えんぴつをつくる工場(こうじょう)では、細長(ほそなが)い1(まい)(いた)に、たてに1mmほどの(ほそ)くて(なが)いみぞをつけ、その(なか)にしんを()れてつくっていきます。その工程(こうてい)(まえ)に、(なか)のしんについて説明(せつめい)しましょう。

えんぴつのしんは、黒鉛(こくえん)でできています。黒鉛(こくえん)というのは、(くろ)(なまり)()きますが、じつは(なまり)ではなく(すみ)仲間(なかま)なのです。
この黒鉛(こくえん)はまっ(くろ)で、かんたんにつぶして(こま)かい(こな)にすることができます。(こな)になった黒鉛(こくえん)にねんどをまぜ、それを()くと、えんぴつのしんができあがります。
この黒鉛(こくえん)でつくられたしんが、最初(さいしょ)説明(せつめい)した(いた)のみぞに(はい)ります。しんをのせた(いた)(うえ)には、また(おな)じような(いた)がもう1(まい)のせられ、上下(じょうげ)(いた)は、そこで接着剤(せっちゃくざい)ではりあわされます。はりあわされた(いた)は、すぐに六角(ろっかく)のえんぴつの(かたち)にけずられ、そしてえんぴつの(なが)さに1(ぽん)ずつ()りはなされていくのです。1(ぽん)(ぶん)(なが)さになったえんぴつは、まわりをみがかれたあと、(いろ)をぬられ、仕上(しあ)げに文字(もじ)印刷(いんさつ)されて、製品(せいひん)として出荷(しゅっか)されていくのです。

おうちの(かた)

えんぴつは漢字(かんじ)で「鉛筆(えんぴつ)(ナマリのふで)」と()くように、(むかし)は、ナマリや(ぎん)()()()きました。

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