えんぴつはどうして紙に字や絵がかけるの
えんぴつにはしんがあります。このしんがあるために、
えんぴつのしんは黒鉛というものからできています。黒鉛というのは、まっ黒で、かんたんに粉にすることができます。これにねんどをまぜて、焼きかためると、えんぴつのしんになるのです。えんぴつでかくというのは、この黒鉛でできたしんで、紙の上を強くこすることをいいます。ふだんはあまり気がつきませんが、えんぴつのしんは、紙の上を、かなり強くこすっているのです。
紙の上に書いたえんぴつの字を顕微鏡で見ると、表面に細かい黒鉛のつぶがたくさんならんでいるのが見えます。紙の上に絵や字がかけるのは、しんを紙に強くこすりつけるために、黒鉛の粉が紙にくっつくからなのです。
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えんぴつは漢字で「鉛筆(ナマリのふで)」と書くように、昔は、