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紙は何からどうやってつくるの

紙は何からどうやってつくるの

(かみ)発明(はつめい)されたのは、(いま)からおよそ1900(ねん)(まえ)のことで、中国(ちゅうごく)蔡倫(さいりん)という(ひと)(つく)ったといわれています。

しかも、最初(さいしょ)(かみ)は、ぼろ(ぬの)材料(ざいりょう)にして(つく)られたそうです。しかし、(いま)(かみ)は、すべて()から(つく)られています。
(いま)わたしたちがふつうに使(つか)っている(かみ)には、和紙(わし)洋紙(ようし)の2種類(しゅるい)あります。
書道(しょどう)などに使(つか)われているのが和紙(わし)で、ノートなどは洋紙(ようし)(ほう)です。和紙(わし)材料(ざいりょう)は、コウゾやミツマタという()で、この()をたたいて、(いと)のような「繊維(せんい)」を()()します。これをにつめて、ノリをまぜて、「す」というものですくいとる「すく」という作業(さぎょう)をします。これをかわかせば和紙(わし)のできあがりです。
また、洋紙(ようし)(ほう)は、()をけずり、くだき、(くすり)でにつめて、(いと)のような「繊維(せんい)」を()()し、これにのりをまぜ、すき、ぼうにまきとっていきます。
(いま)は「すく」作業(さぎょう)機械(きかい)(おこな)っています。そのために、たくさんの(りょう)(かみ)一度(いちど)(つく)ることができるのです。

おうちの(かた)

ヨーロッパでは、東方(とうほう)から(かみ)製法(せいほう)(つた)わるまで、(ひつじ)(かわ)(かわ)かし、内側(うちがわ)(かわ)(けず)()って(うす)仕上(しあ)げた羊皮紙(ようひし)使(つか)われました。

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