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消しゴムは何でできているの、どうやってつくるの

消しゴムは何でできているの、どうやってつくるの

()しゴムは、えんぴつでかいた()()すための道具(どうぐ)であり、(いま)は、だれでもあたり(まえ)使(つか)っています。

でも、(むかし)はそうではありませんでした。
(むかし)()しゴムというものがなく、そのかわりに、「パンきれ」を使(つか)っていました。()(もの)()()していたとはおどろきです。
ところが、(いま)からおよそ250(ねん)(まえ)に、イギリスのプリーストリーという科学者(かがくしゃ)が、ゴムでえんぴつの()をこすると()()()えることを発見(はっけん)しました。
そして、その()改良(かいりょう)(くわ)えられ、現在(げんざい)()しゴムができました。()しゴムの材料(ざいりょう)は、名前(なまえ)(とお)りゴムが中心(ちゅうしん)です。ゴムの()からとった(なま)ゴムを、まず、十分(じゅうぶん)にねり()わせます。そこに、硫黄(いおう)や、植物(しょくぶつ)(あぶら)など、そのほかにもいろいろなものをまぜて、何日間(なんにちかん)()いておき、さらにねっていきます。それを、棒状(ぼうじょう)に、(なが)くのばして、最後(さいご)にもう一度(いちど)硫黄(いおう)とまぜて(ねつ)(くわ)えてできあがります。それを、適当(てきとう)(おお)きさに()ったものが、()しゴムです。
ところが最近(さいきん)は、プラスチック字消(じけ)しとよばれる()しゴムの(ほう)(おお)くなりました。これは、(まえ)にのべた()しゴムとはちがい、プラスチックをおもな材料(ざいりょう)にして(つく)(あたら)しい()しゴムです。プラスチック(せい)(ほう)がゴム(せい)のものにくらべて、においや(いろ)をつけるのがかんたんにできて便利(べんり)なのです。

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