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せっけんはどうしてあわがでるの

せっけんはどうしてあわがでるの

せっけん(すい)を、(みず)(はい)った容器(ようき)(うえ)へ、1てき()としてみると、せっけん(すい)は、あっという()に、水面(すいめん)全体(ぜんたい)(ひろ)がります。

(みず)(あぶら)食塩水(しょくえんすい)など、すべての液体(えきたい)には、自分(じぶん)表面(ひょうめん)をなるべく(ちい)さくちぢめようとする(ちから)をもっています。たとえば、かわいたテーブルの(うえ)に、(みず)を1てき()とすと、(みず)は、(たい)らに(ひろ)がらずに、(まる)(あつ)まるのです。これは、(みず)ができるだけ表面(ひょうめん)(ちい)さくちぢめようとしているからです。このような(ちから)を、表面(ひょうめん)張力(ちょうりょく)といいます。
この表面(ひょうめん)張力(ちょうりょく)(ちから)は、液体(えきたい)種類(しゅるい)によって(つよ)さが(すこ)しずつちがってきます。(みず)とせっけん(すい)ならば、(つよ)いのは圧倒的(あっとうてき)(みず)(ほう)です。せっけん(すい)表面(ひょうめん)張力(ちょうりょく)(よわ)いために、かんたんに(ひろ)がりやすいわけです。ですから、水面(すいめん)()としたせっけん(すい)は、まわりの(みず)にひっぱられるように(ひろ)がってしまうのです。
このように、表面(ひょうめん)(ちい)さくしようとする(ちから)(よわ)いのであわができやすく、また、そのあわがこわれやすいというわけです。

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