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せっけんは何からできているの、どうやってつくるの

せっけんは何からできているの、どうやってつくるの

せっけんは、おもに(あぶら)苛性(かせい)ソーダを()わせてにつめてつくります。(からだ)をきれいにするせっけんが、じつは(あぶら)からできているというのは、ちょっとふしぎな()がしますね。

せっけんに使(つか)われる(あぶら)は、(むかし)から、いろいろなものが使(つか)われてきました。良質(りょうしつ)のせっけんには、植物性(しょくぶつせい)(あぶら)使(つか)われます。しかし、植物(しょくぶつ)(あぶら)は、わりと値段(ねだん)(たか)いために、なるべく(やす)材料(ざいりょう)ということで、ヤシの()(あぶら)使(つか)うことが(おお)かったようです。そのほかには、(さかな)(あぶら)や、動物(どうぶつ)(あぶら)なども使(つか)われていました。
(あぶら)苛性(かせい)ソーダなどのアルカリ(せい)のものをまぜると、固体(こたい)のものができます。ふつう、このかたまったものを、せっけんといいますが、この状態(じょうたい)ではまだ使(つか)いにくいために、(しお)(くわ)えて、純粋(じゅんすい)なせっけんだけを()()すくふうをしているのです。(しお)使(つか)って、まず純粋(じゅんすい)なせっけんを()()し、それに、(いろ)のもとやにおいのもとなどを(くわ)え、最後(さいご)に、(かた)()れてかためます。これでせっけんのできあがりです。

おうちの(かた)

最近(さいきん)では、液状(えきじょう)合成(ごうせい)洗剤(せんざい)(さか)んに使(つか)われます。これは、石油(せきゆ)原料(げんりょう)化学的(かがくてき)合成(ごうせい)されたものです。せっけんに(くら)(あぶら)()()とすなどの特徴(とくちょう)がありますが、家庭(かてい)などで大量(たいりょう)使(つか)われるため、環境(かんきょう)汚染(おせん)問題(もんだい)指摘(してき)されています。

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