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テレビはどうしてうつるの

テレビはどうしてうつるの

テレビの画面(がめん)というのは、ふつう電波(でんぱ)(おく)られてきますから、映画(えいが)写真(しゃしん)のようにフィルムでは()(おく)ることができません。

じつは、テレビでは()をごく(ちい)さな(ひかり)(てん)(あつ)まりとしてうつしだしています。
このことは、テレビの画面(がめん)(むし)めがねで()てみるとわかります。(ほそ)(せん)がぎっしりならんでいて、その(せん)(あか)るい部分(ぶぶん)(くら)部分(ぶぶん)でできているのです。
このテレビの画面(がめん)にある(ひかり)(せん)、これは走査線(そうさせん)といい、525(ほん)あります。
そして、1(びょう)(なん)十分(じゅうぶん)の1という(みじか)時間(じかん)に、この(せん)(うえ)(ひかり)(てん)が、(はし)りぬけているのです。(くら)やみで懐中電灯(かいちゅうでんとう)(うご)かすと(せん)になって()えることがありますが、これとだいたい(おな)じようなことなのです。
この(ひかり)(てん)がテレビの画面(がめん)(うえ)から(した)まで(はし)りぬけると、1(まい)()()えるのです。しかし、これだけではテレビは(うご)いて()えません。テレビでは、これを1秒間(びょうかん)に30(かい)もやっているのです。
つまり、テレビは1秒間(びょうかん)に30(まい)()まった()をうつしています。このようにたくさんの()をうつしていくので、()まった()(うご)いて()えるというわけです。

おうちの(かた)

テレビ(きょく)ではテレビカメラで(うつ)した(ぞう)を、電気的(でんきてき)信号(しんごう)()え、テレビ(きょく)のアンテナから電波(でんぱ)()えて送信(そうしん)します。これを家庭(かてい)のアンテナが()け、受像機(じゅぞうき)(うつ)しだします。

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