電池には、プラスとマイナスの2つの極があります。でっぱっている方がプラスの極で、平らな方がマイナスの極になっています。
このプラスのでっぱりのところとマイナスの平らなところを金属の線でむすびます。そうすると、金属の線の中に電気が流れるのです。
しかし、ただ金属の線でむすんだだけではものを動かす力は起きません。だんだん電池と金属の線が熱くなってくるだけです。これは、流れた電気にエネルギーがあるからです。このエネルギーのために熱くなるわけです。
モーターは、この電気のエネルギーをうまく取り出して、ものを動かす力にかえているのです。つまり電池がモーターを回すことができるのは、電池が電気エネルギーをつくり出すことができるからなのです。