あめはどうやってつくるの
あめの
たとえば、砂糖に水を少し入れて、温めます。しばらくして、少し色がついてきたところで、油をぬった平らで大きな板の上に流します。これが、べっこうあめです。縁日などでよく見かけるこのべっこうあめ。いろいろ複雑な形に仕上がって売られていますが、つくり方はこのようにすごくかんたんです。
べっこうあめになるよりも前に、温めるのをやめて、少し冷やします。そして、ゴム手ぶくろをはめた手で、引っぱっては折り重ね、引っぱっては折り重ねます。これを何回もくり返すと、絹の糸をたばねたようなつやのある「きぬあめ」のできあがりです。
さて最後は、キャラメルのつくり方ですが、これは、砂糖に、コンデンスミルクやバター、水あめを入れて、少し色がつくまで、につめていきます。キャラメルっぽい色とかたさになるまでにつめ、これを、油をぬった銀のおぼんなどに流しこんで、かたまったところで小さく切ると、キャラメルができあがります。
いずれにしても、あめづくりの基本は、砂糖であるといえます。砂糖を温め、かためたものがあめになるのです。