ガムは何からどうやってつくるの
ガムは、アメリカに
この人たちは、もともとサポディラという木の樹脂をかむ習慣があったのですが、これを、ヨーロッパからやってきた人たちがまねをして広がったのがガムのはじまりです。
ガムのもともとの原料は、サポディラの木からとったチクルというものです。このチクルに、あまい味や、いいかおりのもとを入れてつくったのがガムなのです。
しかし、最近では天然のチクルのかわりに、別のものを使っています。たとえば、プラスチックの仲間のサク酸ビニール樹脂というものをもとにして、色をつけたり、味をつけたり、においをつけたりしています。
今、わたしたちがかんでいるガムは、ほとんどがプラスチックのなかまに味をつけたものなのです。