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ガムはどうしてのびるの

ガムはどうしてのびるの

ガムがのびる理由(りゆう)は、ガムの原料(げんりょう)であるサポディラという()からとれるチクルというものに、のびたりちぢんだりする、弾力性(だんりょくせい)という性質(せいしつ)があるからです。

この弾力性(だんりょくせい)がどうして存在(そんざい)するのかは、かなりむずかしいことです。かんたんに説明(せつめい)すると、チクルをつくっている「分子(ぶんし)」という、つぶのつながり(かた)にひみつがあるのです。チクルの分子(ぶんし)は、のびちぢみができるような構造(こうぞう)をしています。そのため弾力性(だんりょくせい)がうまれてくるのです。
最近(さいきん)は、サポディラのかわりに、プラスチックの仲間(なかま)であるサク(さん)ビニール樹脂(じゅし)とよばれるものが使(つか)われています。これにも弾力性(だんりょくせい)があるために、チクルと(おな)じように、のびたりちぢんだりができるのです。

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