チョコレートはどうしてとけるの
チョコレートは、カカオとよばれる
チョコレートの原料であるカカオの種を、火でいって細かくつぶしてよくねると、とろとろのカカオペーストというものになります。これにカカオバターや砂糖やミルクをまぜ、型に入れてかわかしながら冷やしてかためたものがチョコレートです。
カカオペーストには脂肪、つまりバターやマーガリンのような油分がたくさん入っています。この油分は、温度が低いとかたまり、温かくなるととけるという性質をもっています。チョコレートも、この油分がたくさん入っているために、温度が高くなるととけるのです。バターを温めるととけるのも、これと同じ理由です。
しかし、最近はとけにくいチョコレートも開発されました。このチョコレートは、チョコを細かいつぶにして、それぞれを砂糖でくるむ方法でつくられています。