とうふはどうやってつくるの
とうふの原料は、ダイズです。節分(せつぶん)の豆まきのときに食べるのはダイズですし、また、夏に食べるえだ豆もダイズの仲間です。
このダイズからとうふを作るには、まず、ダイズを水につけてやわらかくしたあと、これをすりおろしてどろどろにします。これでできたものを「ご」といっていますが、この「ご」に水を加えて火にかけ温めてから布ぶくろに入れてこします。このときこされて出てきた液体が、「豆乳(とうにゅう)」とよばれるものです。これは、文字通り、ダイズから作られたミルクのようなものです。
そして、この豆乳にニガリを加えると、豆乳がかたまって「とうふ」ができるのです。しかし、このままでは、ただのかたまりですから、これを四角い箱に入れて、きれいにかためます。これが、とうふのおおよその作り方です。
実際に作るときは、もう少し細かい注意が必要なのですが、家庭でも十分作ることができます。