パンは何からどうやってつくるの
パンは、
では、パンのつくり方をかんたんに説明しましょう。まず、パン用の小麦粉(強力粉)に水とイースト菌を加え、塩を少し入れて、十分にこねます。手でこねるときは、15分から20分ほど、かなり力を入れてよくこねてください。こねる作業が終わったら、それを丸めて、温かくて湿度の高いところにしばらく置いておきます。しばらくすると、イースト菌のはたらきでこねた小麦粉がふくらんできます。これを発酵といいますが、ふつうは、これをまたつぶして、形を整えたり型に入れたりして、もう一度同じように発酵させる作業を行います。そして、よくふくらんだところで、これをオーブンに入れて約200度の温度で20~30分焼きます。そうすると、あのふっくらとしたパンができあがるのです。
家でパンをつくるときは、小麦粉をこね始めてから、焼きあがるまで、約8時間と考えてください。ここで紹介したものは、パンの基本ですが、味をおいしくするために、塩と水のほかに、牛乳や砂糖、卵、バターなどを小麦粉にまぜることもあります。なれたらいろいろためしてみるのもおもしろいでしょう。