もちはどうして焼くとふくらむの 身近なふしぎ もちは、もち米(ごめ)からつくられますが、中(なか)の成分(せいぶん)は、おもにでんぷんからできています。このもちを焼(や)くと、でんぷんがもちの中(なか)にある水分(すいぶん)をふくんで、ねばりのあるやわらかいものになります。 そして、これがのびて、ちょうどゴムのような感(かん)じになるのです。 また、もちの中(なか)の水分(すいぶん)は、火(ひ)で温(あたた)められることによって、水蒸気(すいじょうき)となります。すると体積(たいせき)がふえ、この水蒸気(すいじょうき)が、もちを風船(ふうせん)のようにふくらませるのです。