世界で最初に学校というものがつくられたのは、とても昔のことになります。今から4000年以上も前、現在のイラクやエジプトのあたりには、すでに学校というものがありました。
しかしこのころの学校は、それほど大きなものではなかったようです。学校にはこんなに古い歴史があるのです。
日本には、今から1300年以上も前に学校のようなものがあったようです。しかし、これもかなり昔であるために、あまりはっきりしたことはわからないのです。そして、701年に作られた大宝律令という法律で、全国にいろいろな学校を置くようにと決められたのです。このように、日本でも学校は1300年以上の歴史があります。
しかし、現在のような、学校の制度ができたのは意外と新しいのです。学校は、小学校6年、中学校3年、高校3年、大学4年と決められています。これは今から80年ほど前に決められたことです。