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どうしてクリスマスがあるの

どうしてクリスマスがあるの

クリスマスというのは、本来(ほんらい)、キリスト(きょう)という宗教(しゅうきょう)(しん)じている(ひと)たちだけのお(まつ)りです。キリスト(きょう)とは、イエス・キリストという(ひと)(はじ)めた宗教(しゅうきょう)です。

この宗教(しゅうきょう)(しん)じている(ひと)は、非常(ひじょう)(おお)く、世界(せかい)(じゅう)に10(おく)(にん)以上(いじょう)もいると()われています。
キリスト(きょう)(しん)じている(ひと)は、アメリカやヨーロッパで(おお)く、どちらかというと日本(にほん)はそれほど(おお)(くに)ではありません。
クリスマスは、このキリスト(きょう)(はじ)めたイエス・キリストの誕生(たんじょう)()なのです。イエス・キリストが()まれたのは、(いま)から2000(ねん)(ちか)くも(まえ)のことですが、キリスト(きょう)(しん)じている(ひと)は、(いま)でもクリスマスをして毎年(まいとし)イエス・キリストの誕生(たんじょう)()をお(いわ)いしているのです。
つまり、クリスマスというのは、本当(ほんとう)はキリスト(きょう)(しん)じていない(ひと)には(まった)関係(かんけい)のないお(まつ)りなわけです。
しかし、日本人(にほんじん)は、お(まつ)りが大好(だいす)きです。イエス・キリストなどと全然(ぜんぜん)関係(かんけい)がなくても、いつのまにかみんながクリスマスのお(いわ)いをするようになってしまったのです。
しかし、お(いわ)いといっても日本(にほん)のお(いわ)いの仕方(しかた)は、ほかとはかなりちがってしまったようです。キリスト(きょう)(しん)じている(ひと)たちのクリスマスは、教会(きょうかい)()かけておいのりをしたり、(いえ)(なか)家族(かぞく)そろって食事(しょくじ)をしたりと、わりと地味(じみ)なものなのです。

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