現在、世界には80億人以上の人が住んでいます。しかも、世界の人口は、今もどんどんふえ続けているのです。つまり、生まれる人の数の方が、死ぬ人の数よりも多いということです。
特にアフリカやアジアで人口が増えています。妊娠や出産が原因で命を落とす人は減ってきていて、平均余命も1990年以降で10才近く延びています。2050年には、世界の人口は97億人になると予想されています。
ところが、どんなに人がふえても地球の大きさはかわりません。資源もふえていきません。つまり、どんどん人がふえると、地球の環境にも影響がでてくるのです。石油などのエネルギーも当然たりなくなります。そして、食料不足がさらに深刻になるだろうと予想されています。
このように、人口の増加は、とてもむずかしい問題をかかえているのです。今後もこの地球で生きていく私たちは、この問題を真剣に考えて、解決していかなければならない時期にきているのです。
記事更新:2023年4月