電話番号の最初の数字は、住んでいる場所によって決まっています。これを決めたのはNTTという会社です。たとえば、東京なら03で始まり、大阪なら06、札幌は011と決まっているのです。
こういった電話番号の最初の数字を市外局番といっています。となりの家に電話をする時はこの市外局番は省略できます。しかし、遠くに電話をするときにはこの市外局番からダイヤルしないと通じません。
市外局番の次に来る数字は、局番というものです。これもだいたい場所によって決まっています。また、これを決めたのもNTTです。
そして、電話番号の一番最後の4けたの数字です。これは、自分で好きな数字を決めることができます。好きな数字といっても、自分の好きな4けたの数字がもうだれかに使われていたときは、その数字は使えません。つまり、だれも使っていない数字の中から好きな数字を選ぶことになるのです。
電話をつけるときには、一番近いNTTに行って申しこみます。このとき、たくさんの電話番号を見せてくれます。電話番号はその中から好きな番号を選んで決めているというわけです。
あなたの家の電話番号の数字を選んだのは、その電話を申しこんだ人ということになります。