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ポットに入れたお湯や水はどうして温度が変わらないの

ポットに入れたお湯や水はどうして温度が変わらないの

ポットに(あつ)いお()()れると、ふつうの容器(ようき)とちがってなかなかさめません。しばらくは(あつ)温度(おんど)(たも)てます。しかし、まったく温度(おんど)()わらないというわけではありません。

ポットにお()()れて、2、3(にち)()いておくと、(なか)()れたお()は、お()ではなくすっかり(みず)になってしまいます。つまりポットに()れても、(すこ)しずつ温度(おんど)()がっているのです。
それでも、ポットに()れるとさめにくいのはたしかです。ポットの(なか)をのぞいてみると、内側(うちがわ)銀色(ぎんいろ)にかがやいています。これは、ポットの(なか)にあるガラスに(ぎん)のメッキがしてあって、それが(ねつ)をにがさないような(はたら)きをしているのです。
また、ポットには、ステンレスポットというのがあります。これは、(なか)(はい)っているビンが、2(じゅう)になっています。そして、内側(うちがわ)()(もの)外側(そとがわ)()(もの)(あいだ)空気(くうき)をぬいて、真空(しんくう)にしてあるのです。この真空(しんくう)が、(ねつ)をにがさない役目(やくめ)をしているのです。
(ねつ)はふつうは(そと)ににげていく性質(せいしつ)()っています。ところが、ポットは(なか)をちょっとくふうして、(ねつ)(なか)にとじこめておくようにしてあるのです。そのため、ポットの(なか)のものはなかなか温度(おんど)()がらないのです。

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