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水はどこでどうやってつくられるの

水はどこでどうやってつくられるの

ふだん()んでいる水道(すいどう)(みず)は、水道(すいどう)(きょく)浄水場(じょうすいじょう)から水道管(すいどうかん)(とお)ってわたしたちの家庭(かてい)(おく)られてきます。

浄水場(じょうすいじょう)とは、(かわ)(みず)井戸水(いどみず)をきれいにして、()んでもだいじょうぶな(みず)にするところです。
では、その浄水場(じょうすいじょう)(おく)られてくる(かわ)井戸(いど)(みず)はどこから()るのでしょう。(かわ)井戸(いど)(みず)は、もともと(あめ)(みず)です。(あめ)(みず)(あつ)まって(かわ)(なが)れこんだり、また、地面(じめん)にしみこんで井戸(いど)(みず)になったりしたものです。
それでは、(あめ)(みず)はどこからやってきた(みず)でしょうか。(あめ)(みず)は、(うみ)(みず)太陽(たいよう)(ねつ)蒸発(じょうはつ)して(くも)となり、その(くも)からふってきたものです。つまり(あめ)(みず)は、もともとは(うみ)(みず)なのです。ですから、水道(すいどう)(みず)というのは、もともとは(うみ)(みず)であったといえます。
(うみ)(みず)(しお)からく、()(みず)としてそのまま()むことはできませんが、(うみ)(みず)蒸発(じょうはつ)するときは、(しお)だけは(うみ)(なか)(のこ)りますから、蒸発(じょうはつ)した(みず)十分(じゅうぶん)()(みず)として利用(りよう)できるのです。
それでは、(うみ)(みず)はどうやってできたのでしょう。これは、(いま)からおよそ46(おく)(ねん)(まえ)のできごとです。当時(とうじ)地球(ちきゅう)のまわりを(あつ)くおおっていた大昔(おおむかし)空気(くうき)から、ものすごい大雨(おおあめ)がふってきました。これが、(うみ)(みず)誕生(たんじょう)です。
(みず)は、このように大昔(おおむかし)地球(ちきゅう)(つく)られたものがはじまりです。そして、そのとき(つく)られた(みず)が、(うみ)となり、(くも)となり、(あめ)となり、(かわ)(なが)れるのです。(みず)は、地球(ちきゅう)(じょう)のどこかで(つく)られているのではなく、地球(ちきゅう)誕生(たんじょう)(すこ)(あと)から地球(ちきゅう)にあるものです。そしてその(みず)がすがたを()えながら、地球(ちきゅう)(なか)(つね)循環(じゅんかん)(つづ)けているのです。

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